孤独な試験対策に陥っていませんか?
「相談相手が身近におらず、手応えがないまま準備している」昇進・昇格試験を控えた方から、よく聞くお悩みです。
- センシティブな話題ゆえ、同期・同僚に相談しづらい
- 上司の助言が正解なのかわからない
- 家族や友人は社内事情を知らず、深い話は難しい
実際、私がこれまでサポートしてきた約200名の受験者の大半が、同じ壁にぶつかっていました。
なぜ相談しにくいのか?
まず、同期や同僚。
仲間でありながら、昇進・昇格スピードが異なる場合もあるため、踏み込んだ相談がしづらい関係性でもあります。また、相手がライバルにあたる場合は互いに情報を開示しにくいという心理が働くケースもあるでしょう。
次に上司。
多くの方は直属上司には相談していることと思います。ただし、上司の助言が必ずしも正解とは限りません。評価基準や価値観は上司によって微妙に異なり、場合によっては社内標準とはズレたアドバイスを真に受けてしまい、本番で評価を落とすケースさえあります。
そして家族や友人。
悩みを聞いてもらうことはできるものの、業界や社内事情に詳しくないため、具体的な相談はしにくいと感じることも多いのではないでしょうか。
相談相手が限られるときの3ステップ
Step 1|上司は複数あたる
まず取り組みたいのは、直属の上司だけでなく、その上や部門外の管理職など複数の上司に意見を聞くことです。
かつて、次のようなケースがありました。
あるご相談者さまは、直属の上司から「組織の壁を越えた提案や、自分の権限を超える発言は不要。いまの立場で実行できることだけを示しなさい」という助言を受けていました。
しかし私は、そのアドバイスに違和感を覚えました。
昇進・昇格試験では、 視座の高さや組織全体を俯瞰する姿勢が評価されることが多く、現状維持にとどまる提案は減点対象になりかねないからです。(もちろん、会社・組織の事情や実現可能性を踏まえることは前提です。)
とはいえ、私はこの上司の言葉を全面的に否定することもできませんでした。企業によっては「身の丈をわきまえる姿勢」を評価される可能性もあるため、一概に誤りと断じ切れなかったのです。
そこで私は、ご相談者さまに 別の管理職にも意見を聞く ことを勧めました。
複数の意見を集めた結果、最初の直属上司の助言がやはり極端であると判明し、ご相談者さまは方針を軌道修正。最終的には、組織全体を見据えた提案を盛り込みながらも現実的な施策を示し、無事合格を勝ち取られました。
三人程度に話を聞けば、共通して挙がるポイントが見えてきます。それは会社として重視している軸を示している場合が多く、自己対策の指針として非常に有効です。
Step 2|フィードバックは「選別」して取り入れる
上司に相談した際に注意したいのは、前述の例でもわかるとおり「すべてを鵜呑みにしない」ということです。
自分の価値観と一致し、かつ理由に納得できる部分だけを採用しましょう。
昇進・昇格は自分のキャリアを左右する試験です。最後に決断するのは自分自身であるというスタンスが、後悔のない準備につながります。
Step 3|外部の目でわかりやすさをチェック
最後に、制度に詳しくない家族や友人でも「自己紹介」「今後のビジョン」といった内容を説明し、要点が伝わるかどうかを確認してもらうことはできます。
社外・業界外の人に通じる言葉で語れるかどうかは、面接本番での説明力強化にも直結します。
フィードバック機会を自ら増やすための仕組み
日常的に振り返りを行う仕組みをつくると、相談相手が限られていてもブラッシュアップを続けられます。たとえば、月に一度、ここ1ヶ月の成果・課題・学びを文章に残しておくと、面接で語れるネタが自然と蓄積されます。
また、上司相手の模擬面接、家族を想定した平易な説明の模擬面接をそれぞれ行えば、専門性と言語化力の双方を鍛えられます。
さらに、上司から受けた質問をリスト化し、自分なりの回答を作成して再度チェックを受ける、というサイクルを回すことで、限られたフィードバック機会を最大限に活用できます。
当サービスが提供できる3つの支援
- 1.初対面でも伝わる内容か?プロがチェック
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面接官・試験運営の経験を持つコンサルタントが、初対面でも伝わる内容になっているかを客観的にチェックします。
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これまで200名の支援実績で蓄積した多業種・多企業の事例を基に、どの会社にも共通する試験の軸を示し汎用性の高いアドバイスが可能です。
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ご相談者さまの経歴や強み弱みをたな卸しし、あなたの個性を活かすアドバイスをさせていただきます。
⭐ 受講者様からの評価
利用者満足度★4.97/5.0(35件、2025年上半期)
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まとめ
相談相手がいないという状況は、視点を広げることで必ず改善できます。
複数の上司に意見を聞き、得たフィードバックを選別して、自分の軸を守る。さらに、第三者の目で「伝わるか」を確認し続ければ、孤独な試験準備から脱却できます。
一人で抱え込まず、客観的なアドバイスを味方につけて、万全の状態で試験本番に臨みましょう。
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